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Afternoon Tea

養護教諭を目指すクラシック音楽をこよなく愛す妄想人間のブログ

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先日、大学の後輩と練習室を借りて一緒に音楽をしてきました
横浜まで出張して、練習帰りにお茶しながら私が一方的にクラシックトークをしたのです

エミリー・バイノン、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、デニス・ブリアコフをごり押ししてたのですが、後輩ちゃんのストライクだったようでとっても盛り上がってしまいました。というか、演奏を聴かせたら泣きそうになってて、声も出なくなってました(笑)
特にエミリー・バイノンさんの清水のような音色とデニス・ブリアコフ氏の超絶技巧には練習意欲を掻き立てられたようで、次のレッスンの申し込みが来ました(汗)
あんな世界一流の演奏を聴かせておいて、私ごときが教えるなんて烏滸がましいと思うのですが、後輩ちゃんが頑張る姿勢は応援したいです

そんなことの中で、成り行きで聴かせることになった私のエルザのソロ…
悲しいくらい失敗作だって何度聴いても思うのですが、トロンボーンのおじさんが、演奏者なのに聴き入ってしまって入るのを忘れたくらい感動したとべた褒めしてきたのと、2人の友人に素敵な演奏だね、プロにならないなんて勿体ないと言われたこともあって、内心泣きながら再生しました。何せ同業者で、それなりに吹けて、しかもオケで育った子なので、怖かったです。でも、そんな心配は無用でした。真剣に聴いて、すごく素敵だって言ってくれました。得意の顔色伺いで嘘じゃないことを確信してます。こんなに傷物だけど、傷を恐れずに最後まで諦めずに吹き切った甲斐がありました。というか、傷なんか恐れることもないんだなって思いましたね。ちょっとくらいミスがあっても、曲として成り立たせることの大切さが身に染みた演奏でもあります。曲の流れ、演奏の空間を壊すことだけはしてはいけないし、そのためなら失敗なんか無視して良いんだなって(笑)
私はもっとレベルの高いことができるんじゃないかってすごく思いました。技術力云々ではなくて、一人の演奏者として、もっと高いレベルを目指せるだけのポテンシャルがあって、しかも今はそれを選択すべき時であると

失敗しても

あぁ、失敗しちゃったね

っていう演奏じゃなくて

入るのも忘れるくらい感動した
フルートってこんなに素敵な音がするんだね

っていう感想をもらえる演奏ができたこの曲にとても感謝しています

というのも昔違う楽団で同じ曲をやったのですが、ピッコロができる人が私しかいなくて頭のソロを吹かせてもらえなかったという過去があるんですよ。だからこの楽団でこの曲を演奏するって決まった時、今度こそはソロをやりたいって思いました。でも音大のお姉さんがパートにいる手前、自分がやりたいって手を挙げるに挙げられず…
音大のお姉さんは全然そういうの気にしない方なので良いのですが、やっぱり周りからの目や陰口が怖かったのです。そんな中迎えた本番…
自分なりに精一杯考えて、がんばったつもりが失敗だらけ…
つもりじゃだめだって思ってたのが、それが実はとても大切なことであったと、後になって何人にも言われて気付く有様です

ワーグナーは好きじゃないけど、私に大切なことを教えてくれたこの曲は、いつかまた演奏することを夢見て、次はもっとステップアップした演奏ができることを願って、密かに温めようと思います



余談
デニス・ブリアコフ氏、エミリー・バイノンさんの後にパユ様を聴いたのですが、やっぱり私はパユ様好きじゃないって思いました。とても上手で、流石って思うところばっかりなのですが、パユ様の音色が好きじゃないっていうか、嫌い…
カルメンの演奏を聴いたけれども、表現の仕方はゴールウェイの方が好きだし、音色はエミリーさん、デニスさんが好き
ただ、聴き慣れた音色だなって思いました。相性の良い人が吹くムラマツみたいな、華やかでふんわりした音色だって思います。私も実は相性が悪いわけじゃないんですよね。最悪なのはサンキョウとミヤザワで、悪いといえば悪いけど、くらいなんですよね。サンキョウを吹くとおもちゃみたいな音になるし、ミヤザワなんて紙みたいな音になっちゃいます(笑)
ムラマツはしっとりしてるけど明るい音色が出るんですよ。案外相性は悪くないんじゃないかって思うんですが、吹奏感が全く合いません。良い音が出せるスポットが見つけられない(笑)
やっぱり音色も吹奏感もぴったりのアルタスで良かったです。一緒に楽器選びをしてくれた楽器屋のお姉さんにも、聴いててアルタスが一番しっくりくるって言われましたし。ヤマハとフルートマスターズは論外だそうです。どちらも完全に私の音色が殺されてしまうようです

エミリーさんとデニスさんを聴いていて、自分で吹いていておもうのですが、アルタスって本当に色々な音色が出るんだなぁって思います。もちろんエミリーさんもデニスさんもプロなので楽器に細工してあったりはしますから一概には言えませんが、でもとても素直に音になる楽器なんだろうなぁって思います。全体的にナチュラルな感じの音なのは、そんな素直さから来てるのかもしれません

でも、ムラマツも育ててみたい気はしないでもないです
世界で信頼されているから、尚更その楽器の世界観をじっくり堪能してみたいですね
その前にグランドピアノが欲しいですけど
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私は人生のほとんどを音楽とともに生きてきたので、やっぱり音楽をやっている人は老若男女問わず応援したくなります
でも、やっぱり真に音楽をやっている人に限りますけどね。日本のプロのように仕事としてこなされてるのはちょっと違うかなと。そこが海外の演奏家との違いなのかもしれませんね
実力は伴わないのに、目と耳ばかり肥えてしまって、困ったもんです

Profile

HN:
音羽 響
性別:
女性
自己紹介:
これまでの人生の4/5を音楽とともに歩んできた、音楽をこよなく愛する養護教諭を目指す大学生
美しいものと美味しいものが大好きで常にそれらを探し回っています
趣味はピアノ、フルート、小説書き

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