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Afternoon Tea

養護教諭を目指すクラシック音楽をこよなく愛す妄想人間のブログ

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もう何年前になるのでしょうか
私が初めて吹奏楽に触れた小4から、高3まで所属していた一般団体。子どものためにという願いが込められた団体で、演奏者は子ども、その中で支える講師の先生方という構図がとても素敵でした。みんな楽しそうに演奏していたのに惹かれて、どの楽器がやりたいとかそんなの考えずに電話して、勢いでプログラムの一番最初に書いてあったフルートを見て「フルートがやりたい」って言って入団したのを覚えてます。そのうち子どもの数が減っていき、また所属している子どもの保護者が入団してきました。指揮者の先生が目まぐるしく変わった時代を経て、講師陣も変化、フルートパートはフルートの先生をやっていらっしゃる方に来ていただけるようになりました。とてもよく教えてくれましたのを覚えてます。ただ、その頃から講師と団員の大人での依頼演奏出演が多く、何だか子どもと大人という大きな壁ができたように感じたんです。ちょうどその時が今所属する団体に入団したくらいで、今の団体が高校生からもう退職した方までが集まってみんなで合奏しようという感じだったので余計に目についたんでしょう。すごくそれが嫌で嫌でたまらなかったし、どうしてそうなってしまうのかすごく考えました。そんなときにフルートの先生から、「サンキョウはそんな音しない」って言われたんです。それで気付いたんですよ。あぁ、演奏能力が足りないんだって。子どもながらに大人を真剣に観察したんですよ。そうしたらすごいみんな指が達者で、ああいうのを演奏できるっていうんだって思って真剣に技術練習をしました。今思えばサンキョウとの相性が頗る悪かっただけの話で、別に私が悪い訳ではなかったんですけどね
結果的に、私はその団体を去りました。がんばってるのに、フルートの先生も私を別に呼んで教えてくれるのに、毎回毎回全くだめの連続

何でちゃんと出てくれないの?
何で先生の知ってる音が出ないの?

挙げ句の果てに、別の講師の先生に、私は才能がないみたいなことを言われました。もう悔しくて悔しくて泣いて、悩んで、この団体を辞めました。もう本当に嫌でした。子どものためにというコンセプトのはずなのに、子どもの出番はない。おまけに私には才能がないって言われたらもう続けたいとは思いませんでした

そんな時に、中学校の吹奏楽部を卒業する時にもらった赤い先生お手製の成績表兼卒業証書の先生の独断と偏見のコメントをもう一度見返したら、もう涙が出てきました。内容は曖昧なので伏せます。でも、何となく、私はこんなところでこんな大切なものを見失うところだったと思いました。だから今でも一般団体で活動しています。この団体で、私は初めて人に認められました。音楽活動を生業とするお姉さん、昔テーマパークで演奏活動をしていたおじさん、ホルンのお姉さんにバスクラのお爺ちゃん、トランペットのお兄さん。音楽を知っている方々から、「いい感性してるね」、「貴女の音は凛と立っているからよく分かる。音楽を本気でやってる人の音だね」、「よく響く音をしてるよ。もっと自信持って吹いてよ」、「響ちゃんが合わせてくれて良かったと思うよ。続けてほしいな」と私の音、動き、音楽のセンス、色々なところから認めて頂きました。音については、やっぱり楽器を変えてからたくさん言われるようになりました。お陰で楽器との相性がすごく重要だってことが分かったのですが(笑)

あとは、父に頼まれて老人ホームで演奏した時、普段は感情なんて出さない寡黙な人が、私の演奏を聴いて涙を流しながら力強く手を握って、「ありがとう」と何度も言ってくださった経験はとても大きかったです

才能がなくったってこうやって人に感動してもらえる演奏ができる、こういう人のために私は音楽を続けていきたいって強く思いました。そういう方々のために、私は技術以上に音楽解釈とか自分なりの音楽表現を研究して、それを私の一番いい音で演奏しなければと思いました
あの時、憎しみに燃えて練習した技術は全く無駄ではありませんでしたが、でも結局は自分の演奏スタイルを確立する過程で全てが変わっていきました。ピアノも例外なくそうです。あそこで言われたことは、もう小さな思い出でしかありません。妹とその団体としばらく繋がっていたおじさんの話によれば、子どもが居なくなって、完全な内輪団体になったのだとか。フルートの先生も居なくなったんじゃないかって言ってました。本当か嘘かは知りません。でも、全くおかしな話ではないような気がします。もしそうなっていたのだとしたら、私の思っていたことは私だけではなかったんだということになります。まぁもう今となっては特に思うところがないのと、もう完全に方向性が変わったので今さら気にしても…

今は自分・楽器と対話して、私の感性で音楽ができたらいいなって思ってます

常に適当な響さんですけど、一応真面目に音楽のこと考えてます(笑)
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私は人生のほとんどを音楽とともに生きてきたので、やっぱり音楽をやっている人は老若男女問わず応援したくなります
でも、やっぱり真に音楽をやっている人に限りますけどね。日本のプロのように仕事としてこなされてるのはちょっと違うかなと。そこが海外の演奏家との違いなのかもしれませんね
実力は伴わないのに、目と耳ばかり肥えてしまって、困ったもんです

Profile

HN:
音羽 響
性別:
女性
自己紹介:
これまでの人生の4/5を音楽とともに歩んできた、音楽をこよなく愛する養護教諭を目指す大学生
美しいものと美味しいものが大好きで常にそれらを探し回っています
趣味はピアノ、フルート、小説書き

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