忍者ブログ

Afternoon Tea

養護教諭を目指すクラシック音楽をこよなく愛す妄想人間のブログ

2017/09    08« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »10
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


久々に動画巡りをしてきました

プロからまだまだ成長途中の少女まで、ヴァイオリンのその渾身の演奏を聴いて参りました

みなさんお上手ですね
よく指が回って、力強い音が出ますね
私はそんな達者に演奏できるわけではないので、すごいなぁと見ているのです
とりわけ、演奏スタイルは見ていて面白いですね

私の大好きなヴァイオリニストさん達も、みんな全然違う格好で演奏していらっしゃいますし、音だって全然違います。やっぱりその人の音が出てるんだろうなぁって思うんですよね

そうなんです
演奏スタイルを見れば、音を聴けば、その人が分かるんですよ。怖いですね

プロと成長過程にある方を比べるのは何とも野暮な話ですが、プロアマ問わず、演奏には人となりが出てしまうんですよね。プロはその辺はコントロールする術を持ち合わせているかもしれませんが、音楽は感覚的なもの、言うなれば感性なのですから、どこかに必ず出るんですよ

そういうことを念頭に置きながら聴いていて、ふと思いました

何でそんなに力一杯弾くの?

確かに弦楽器はやっと音階ができるくらいのレベルの私ですので、無知に近いと言えばそうかもしれませんが、でも何故…?
チャイコフスキーのコンチェルトを中心に聴いていて、すごく思いました

何でそんなに力一杯弾くの?

コンチェルトはオーケストラ対ソロですから、ある程度の迫力と言いますか、大きな音は必要だと思います。だけど、だからといってそんなに全部力一杯弾くことはないんじゃないんでしょうかねぇ

と、コンクールのガラコンサートの模様を見て首を傾げたのです
チャイコンは同性愛者だったと言われているチャイコフスキーが、人生で一番素敵な時を過ごし、許されざる恋の只中でものすごいスピードで書かれた曲だと聞いたことがあります。別に鵜呑みにする訳ではないけれど、そう言われるには相応の根拠があるんですから考慮すべき点ですよね。だったら、そのもどかしさを表現すべきではないのでしょうか。確かにチャイコンは華やかでエネルギーに溢れたコンチェルトではあるけど、やっぱりメリハリが欲しいですね。というか、もっと曲の勉強をしてから演奏した方が良いかもしれません

私が今まで素晴らしいと思った演奏はいくつかありますが、そのどれもが、音の間から吐息が漏れ、高まる感情を押さえようともがく様子が伺えます
それが恋と言われればそうかもしれません。ただ、そういうことを抜きにしても、やっぱり聴こえてくるんですよ、曲の息遣いが

チャイコンは私が中学時代の音楽の先生に頂いた言葉そのままだなぁという曲ですよ
もちろん音の響きに重きを置いた曲だってありますけど、チャイコフスキーって思いっきりロマン派の作曲家じゃないですか。それに、チャイコフスキーの代表作を見てみれば分かることですが、チャイコフスキーの曲って、ダイナミックスレンジが大きいのが特徴ではないかと思うんです。静かで美しいピアニッシモから、エネルギッシュで力強いフォルテッシモまで要求されるのがチャイコフスキーの作品だと思うんです。聴きやすい、初心者向けって言われたりする由縁はそこかと思います。だって、本当に美しいんですもの。人間ですから、静かなものばかりでもなければ、常にエネルギッシュに活動しているわけではないじゃないですか。静かにしたいとき、活発になりたい時ってそれぞれあるし、チャイコフスキーの曲は特に、「痒いところに手が届く」という感じがぴったりで、とっても素直に受け止めることができるんですよね。ベートーヴェンほど感情的ではなく、バッハほど高尚ではなく、理性を保ちながら、でも素直な感情が表出されているチャイコフスキーだと私は思ってます

だからこそ、全てを力一杯弾く演奏家には疑問を投げたいです

一生懸命なのは結構です
お客さんにソリストとして立った音を聴かせるのはとても素敵なことだと思います

だけど、フォルテッシモだけがお客さんに感動を与える訳ではありません。透き通ったピアニッシモの方が強く印象に残ることだってあります。実際私はその経験をしました

だから、大きな音で力一杯弾けばいいというのは間違いだと思います

いや、確かに力一杯弾く場面はあるとは思いますが、言葉が悪いのですが、みなさんお下品なんです…
力が入りすぎて手が、弓が、バタバタ暴れてるんです

なんでそこまでして力一杯弾くのか、疲れないのか、とても疑問です

ソリストもそうですけど、バックで演奏していたオケにも言えます

力一杯弾きたいなら、相応しい場面で思いっきりやってください

こう演奏したいというものはあるかもしれませんが、どう曲をまとめるか、頂点をどこに持っていくか、最低限そのくらいは考えて演奏してもらいたいものです

是非是非、美しいピアニッシモを響かせられる演奏家になってほしいですね

PR
お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

つぶやき

私は人生のほとんどを音楽とともに生きてきたので、やっぱり音楽をやっている人は老若男女問わず応援したくなります
でも、やっぱり真に音楽をやっている人に限りますけどね。日本のプロのように仕事としてこなされてるのはちょっと違うかなと。そこが海外の演奏家との違いなのかもしれませんね
実力は伴わないのに、目と耳ばかり肥えてしまって、困ったもんです

Profile

HN:
音羽 響
性別:
女性
自己紹介:
これまでの人生の4/5を音楽とともに歩んできた、音楽をこよなく愛する養護教諭を目指す大学生
美しいものと美味しいものが大好きで常にそれらを探し回っています
趣味はピアノ、フルート、小説書き

New Entry

New Comment

[03/03 横川美穂子]
[03/01 横川美穂子]
[03/01 横川美穂子]
[08/26 Yusuke]
[03/26 すとん]

ブログ内検索

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- Afternoon Tea --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]